スピーチ大会2024 優勝作品
2年P2クラス・ミズロブ
みなさん、こんにちは。
私はミズロブと申します。
今日は救急車を呼んだ経験についてお話します。
今年の1月6日の夜にコンビニで働いているとき、30から40代の女性のお客さんが突然ポイントカードを持つ手が震えだしました。5分くらいそのまま震えていたので、私は「てんかん」という病気だと思い、水を渡しましたが、心配だったので、救急車を呼びました。
119に電話をして「コンビニのお客さんが体調が悪くなって電話をしました」と言いました。電話の相手は「何歳の人ですか」「女ですか、男ですか」「何をしていたら体調が悪くなりましたか」「すぐ電話しましたか」「どんな病気だと思いますか」と質問しました。
店の住所や私の名前なども質問されました。
1分後、また救急車の人から電話がかかってきて、そのお客さんがどこにいるのか、店内にいるのか、外にいるのか、そしてどんな病気なのかを再度たずねました。
そのときは本当にあせってしまい、普段は日本語が分かるのに、そのときは緊急事態で救急隊員が早口で難しい言葉を使っていたので、対応するのに苦労しました。
私が最も驚いたのは、救急車が非常に早く到着したことです。4分後に到着したのは私にとって非常に驚きました。それは命を救うために非常に重要なことです。私はとても心配しながら、救急車を見送りました。
3週間後、そのときのお客さんがすっかり回復して再度来店されました。そして「命を救ってくださったこと、応急処置をしてくださったことをとても感謝しています。今は元気になりました」と言って、お礼の品としてお菓子をくれました。
私はその言葉を聞いて心があたたかく幸せな気持ちになりました。特に、日本ではじめて誰かの役にたてたことがとてもうれしかったです。そしてその日から私はそのお客さんと仲良くなり、会うたびに挨拶し、お互いの様子をたずねるようになりました。このことをきっかけにいい人間関係がつくれました。
私はもしまたこのようなことがあったときに、しっかり対応できるように日本語の勉強をもっとがんばろうと決めました。
以上です。
ご清聴ありがとうございました。